2016年(平成28年)1月10日(日曜日)

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独国ドイツが受け入れた100万人の難民のうち379件が犯罪を犯して難民取り消しと国外退去処分を受けていたことが明らかとなった。

難民犯罪者はシリア人ではなくアフリカの主に北アフリカから流入した難民だった。

EUには最初に到着した国で難民申請をするダブリン規則(*1)という難民受け入れの仕組みがあるが機能破綻(キャパシティーオーバー)しており、国際移住機関(IOM)が調節役をする必要がある。


*1 : ダブリン規則(Dublin rules)とは、難民はEU域内に最初に入国した国が難民であるか不法移民であるかの判断を下すとするルールを定めたもので、ダブリン規則の元では、難民がEU域内に最初に入国した国から離れて別のEUの国に入国しても、その国は難民が最初に入国した国に難民を強制送還する義務が生じる。

ドイツは難民流入の急激な増加により、2015年10月21日にダブリン規則の適用に踏み切っている。