2016年(平成28年)1月16日(土曜日)

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-政治-

台湾で台湾総統選2016の投票日が今日、2016年1月16日に行われた。

台湾の次期総統に選出されたのは最大野党・民進党の蔡英文候補だった。

台湾総統選挙2016は馬英九総統の任期満了に伴って行われた。

台湾総統選挙には、与党・国民党の朱立倫候補（５４）、最大野党・民進党の蔡英文候補（５９）、野党・親民党の宋楚瑜候補（７３）の３人が立候補していた。

選挙は与党・国民党の朱立倫候補(*1)と最大野党・民進党の蔡英文候補の2人の事実上の争いとなっていたが蔡英文候補が当選した。

台湾で野党が与党に返り咲くのは8年ぶりとなる。

これで台湾初の女性総統が誕生したことになる。

*1 : 与党・国民党の朱立倫候補は、台湾の台北産まれ。台湾大法学部を卒業後、米コーネル大で修士号、英ロンドン大経済政治学院（ＬＳＥ）で博士号を取得。国際貿易と緊急輸入制限（セーフガード）を研究したことが縁で１９８６年、世界貿易機関（ＷＴＯ）の加盟交渉に加わる。

蔡英文総統はWTOの経歴が買われて、中国国民党の李登輝政権で総統の諮問機関である国家安全会議の事務方に加わる。

2004年に民進党に入党した。

比例区の立法委員（国会議員に相当）、行政院副院長（副首相）を経て０８年の野党転落後の党主席に就任し、党の再建に尽力。１０年の新北市長選で国民党の朱立倫氏、１２年の総統選で馬英九総統に敗れ、３度目の総統選挙で雪辱を果たした。

同時に、台湾では総統（大統領）選挙と立法委員選挙（1院制。日本の衆議院選挙に相当）が同時に実施された。

台湾の立法委員は日本で言う国会議員選挙である。

合計556人の候補者が113の議席を争うことになる。

有権者は総統・副総統、選挙区（または先住民）立法委員、政党（比例代表）の3種類にそれぞれ1票ずつ投票する。比例代表に候補者名簿を届け出ているのは計18政党。

台湾全土に計1万5582カ所設置される投票所では、午前8時から午後4時まで投票を受け付ける。

中央選挙委員会の主任委員は劉義周。

台湾人は賭け事が大好きで、台湾総統選の勝敗をめぐる違法賭博に関連する賭博事件として53人が逮捕されている。賭け金の総額は20億台湾元（70億円）に上っている。

賭博の胴元1人当たりが集めた賭博資金は1320万円。

1人1万円を賭けたとして1320人が賭博事件に関わったと想像出来る。

被害者面しているが加害者である。

違法賭博はSNSアプリのLINEが利用され、候補者の名字を隠語に変えた「猪肉」=朱立倫「菜頭」=蔡英文など候補者に暗号を付け、さらに勝率を下げるために誰が何万票差で勝つかを購入者に記入させていた。

誰が勝つか+何万票差で勝つかという競馬で言う単勝ではなく連番で賭けさせて勝率を下げて賭けさせていた賭博の胴元は頭が良いと思った。

-国際-

NYダウ平均株価は5ヶ月ぶりに1万6000米ドルを下回った。

原油の先物価格が12年2ヶ月ぶりの最安値を付けたことが売り注文が集まった理由と見ている。

機関投資家は値動きが少ない国債の買いに走っている。